ポルトガル紀行 絶景ベスト3・天候・便利グッツなど旅のススメ
ポルトガル紀行第19弾は
これまで書ききれなかったことなど
全体を通してのまとめです
絶景ベスト3
今回巡ったなかで、特に感動した絶景を3選です
第3位 シントラ国立宮殿 紋章の間
黄金の天井と、壁の蒼いアズレージョの、2色の輝きのコントラストが衝撃です
モスクやアルハンブラ宮殿の二姉妹の間の天井を思い出させるような
イスラムらしさを兼ね備えているところが独特で
他には類を見ない景観だと思います
(写真はパネルを撮影したもの)
撮影禁止な分、余計に貴重に感じる眺めでした
「最後の審判」を観た衝撃にも近しいです
おまけにコウモリを飼っているという点が、ファンタジックで心躍ります
他の教会とは大きさも豪華さも別格で、圧巻でした
以上、絶景ベスト3でした
次は、ポルトガルの旅事情について
天候
終始悪かったです笑 12月は基本雨っぽいです
東京よりは少し暖かいですが
雨風に強いフード付きのコートやジャケットがオススメです
寒がりな人は軽めのダウンジャケットでも良いかも
折り畳み傘も必須、靴も濡れても平気な、歩きやすいものがいいです
ただ、オフシーズンでもあり、どこも空いていたのは良かったかも
写真が撮りやすかったです
電子機器
電気プラグC
昔は電気屋で買ってましたが、今は近くの100均に売っていて便利でした
ただ、充電するものが2個以上あれば、プラグも2個は買うべきでした
そして小ぶりのサイズのものが無難です
大きいと現地のコンセントの幅に入らないことがあります
ただ、空港の待合席、飛行機内やツアーバス内では
USBを挿して充電できる場所があり助かりました
今回、初めて海外レンタルWi-Fiを借りました
調べた結果、1番安そうなJETFIの1番安い、350MBプランにしました
キャンペーン中だったのか、オプションや保険を付けず
1週間で5,000円以内に収まりました
JETFIは、安いけど2〜3日前には申し込んでおく必要があるので
空港で出発前に借りることはできません
受け取り方法は、郵送か空港内の指定のカウンター等です
(空港受け取りだと、受取時の送料は免除)
帰国したら、翌日までに同封されているレターパックで郵送にて返却
カンタンですね
実際使ってみて
基本スマホ中心の生活をしていると、ネットが使える状態は安心します
1日350MB使えるプランで、日本時間の1:00に更新されますが
余った分の繰り越しはありません
メールチェックやネットで調べものぐらいなら大して使わないと思うのですが
動画を観るとすぐに制限超えてしまいます
一応、制限を超えても速度が遅くなるだけで使えはします
また、スマホの充電器としても使えるのも利点です
特に有難いのは、日本では無制限で使えること
日本で使っているポケットWi-Fiを二重で持っていかずに済みます
お金や支払い
通貨は€ユーロ、当時は€1=¥120くらいでした
小銭で€2まであり、補助通貨は¢ユーロセント
ポルトガルの人は基本優しかったので
小銭を探してモタモタしてても、一見冷たそうな店員さんも、一緒に確認してくれたりしました
ポルトガルは、有名高級ブランドがあるわけではないので
他のヨーロッパの国よりお金を使わなかった印象です
全て現金払いでしたし、€50紙幣もほとんど出番がなかったと思います
使うとしたら、空港内のDUTY FREEショップでしょうか
空港ではクレジットカードを使いましたが
接触が悪いのか、機械が悪いのか、時間がかかることもありました
可能なら、クレジットカードは2種類、時間に余裕を持ってお買い物が安心です
また、チップ制で、泊まったホテルには€1〜2置いていきました
水・トイレ
水道水は、日本と違って飲まない方がいいです
うがいなどすすぐ分には問題ないですが、飲料水はミネラルウォーターを
スーツケースに入れて日本から数本持ってくるのもいいと思いますし
ツアーバスで格安で売ってくれることも
事前に確認しておくといいですね
あと、トイレ事情も気になる点かと思いますが、基本困ることはなかったです
空港もサービスエリアも多くトイレがあり、待たされることもなく
全て水洗トイレで、汚れや臭いで嫌な思いも大してしませんでした
場所によっては有料なところもありましたが、無料で使えるところがほとんどでした
空港
写真のリスボン空港は広かったです
フードコートのようなエリアも、ショッピングエリアもあり、買い物したくなります
ただ、物によっては街より空港内の方が割高だったりするのでご注意を
余談ですが、行きのイスタンブールの空港で買った
トルコのブランドをご紹介
gülsha
バラのコスメブランドです
見た目もガーリーで可愛いし、クセのない自然なバラの香りって感じです
ただ、海外の出国手続きって、何でこんなに時間かかるんでしょうね…
ポルトガルも思ったより時間かかったように感じます
(ロシアに行ったときは本当にひどかった笑)
ハプニング
その1 機械のエラー
空港で、パスポートを機械にかざして通るゲートがあったのですが
エラーで通れない
私以外も数人いました
変わりにスタッフさんが何度やってもダメで
結局諦めて、通れた人達と同じ団体ということで、通してもらいました
その2 便の遅れ
イスタンブールに着いてからは大変でした
イスタンブール空港は、世界一広い空港を目指して増築されていると紹介しましたが…
ひっろい空港内を急いで移動する羽目に
歩いても歩いても、まだ着かない…
広すぎるのも難ありですね、正直高齢者の方にはかなり厳しいと思います
その3 お湯が出ない
リスボンのホテルで、バスタブのお湯の出し方がわからず
ひとつのレバーを一方向にひねることしかできず
水を出すだけで温度調整はどうするのか?!と思っていたら
最大限レバーを回すと、勝手にお湯に切り替わるタイプでした
おすすめ持ち物
その1 日本のお菓子
個人的に必須でした笑
酢昆布やワカメ、干し梅など日本の味を一口食べるとかなり癒されます
のど飴やあられ小包パックなども便利です
お世話になった外国の方にプレゼントしても喜ばれるかも?!
その2 シャンプーなどのアメニティ
ホテルによっては、リンスインシャンプー兼ボディソープ1種のみ
という場合があります
特にこだわりのある方は、日本の愛用品などを持っていくと間違い無いでしょう
最後捨てて帰れるような旅行セットがあれば荷物にもならないですね
また、歯ブラシセットもない場合があるので必須
その3 寝間着・就寝グッツ
寝間着は日本と違って用意されていません
あってもバスローブぐらいでしょうか
スリッパもないので、気になる方は携帯品があると良いです
(ちなみに靴下は毎日洗って干して、いくつかは使い回しました)
ただ、飛行機のグッツがあれば、貰ってくるのもありですね
(携帯スリッパ、靴下、アイマスク、耳栓、歯磨きセット、リップクリームが入ってました)
その4 常備薬
何かあったときの為に
目薬、痛み止め、下痢止めや胃腸薬、酔い止め、絆創膏、基本的な風邪薬 etc...
その5 首枕
飛行機のエコノミー席は、あまり椅子を倒せない場合があります
首のバランスが悪い人は念のためあった方がいいです
(空気で膨らますタイプはかさばらないのでおすすめ)
ただ、正直今回一度も使いませんでした
飛行機は頭部分のサイドを曲げることができ、頭を支えられるのと
ツアーバスもそこまで長時間の移動距離がなかったため、あまり眠りませんでした
また、日本ほど安全な国はありません
いつスリにあってもおかしくない!という意気込みでバッグや荷物は準備
貴重品、パスポートは何時も肌身離さずです!
以上、ポルトガル紀行でした
次はどこの国へ行こうか
ポルトガル紀行 ポルトガルの朝食ビュッフェ
ポルトガル紀行第18弾は、飲食編(その他)
まずは朝食から
写真はポサーダ(歴史的建造物を改修した宿泊施設)の朝食ビュッフェです
コーヒーとミルクのポットがおしゃれ
壁に飾られた宗教画も、歴史的建造物の雰囲気が出ますね
お土産とまではいきませんが
朝食で手に入るジャムやティーバックで珍しいものがあれば
少しもらって帰るのもアリかもしれません
パッケージが可愛いです
旅行中の朝食ビュッフェで思ったのは
野菜が少ない笑
パン、ハムやらチーズ、フルーツは基本ありましたが
野菜はトマトだけ…みたい感じが多かったです
最後のリスボンでは、けっこう野菜があり嬉しい
前回紹介したPALADINのケチャップとマスタードもありました
パッケージが可愛い
そしてパンは、フワフワしたものではなく
硬めのしっかりした、素朴なものが主流のようです
上段の左白いパンと、右のグレーのパンをよく見かけました
グレーの方は、酸味がちょっとあります
下のクロワッサンみたいなパンもよく見かけましたが
ふわふわモチモチしていて、甘いパンです(サイズも大きい)
もちろん、普通の食パンもあり、オーブンでトーストもできました
そして私の大好きな形のチョコシリアルはどのホテルも常にあり、定番なのかな?
また、右上にちょっと見えるマルメロのジャムがポルトガルで有名のよう
カリンに似た果物ですが、味はアプリコットジャムのような感じです
日本では珍しいので、スーパーでお土産に購入
たまに生ハムもあり、嬉しい
そして日本でもよくあるフランスのベル社のチーズと相性抜群でした
リスボンのホテルでは
ミルクが5種類もあり、読めないので何が何だかわからず笑
脂肪分の違いでしょうか…
ポルトガルから離れ、スペインでは…
やっぱりスパニッシュオムレツ
こちらはビラボーアというガリシア州の地域のサービスエリアです
スペインと言えば、レモンやオレンジのイメージ
KAS LIMONというレモンソーダは
日本で言う不二家のレモンスカッシュ的な存在で
昔からある定番の飲み物のようです(それよりもっと古いですね)
シンプルなパッケージが逆におしゃれ
1日だけ、余裕がなかったのでスーパーで夕食を済ました日がありました
こちらのマスカット?、これだけの量なのにたったの€1.99!
日本では考えられない驚きの安さです
しかもサッパリした味と歯応えでとっても美味しかったです!
皮ごと食べれて種もなし
ずっとポリポリ食べていました笑
もう一つ安定の美味しさと便利さは、日本発祥のカップラーメン笑
バンザイヌードルというネーミングが面白い
こちらも普通に美味しかったので
インスタントラーメンもお土産に買っちゃいました
スーパーPingo Doceのオリジナルブランド
余談ですが、ポルトガルのテレビチャンネルでは
スポーツ・映画・アニメ等がありました
映画はハリウッド映画がやっていましたが、当然言語がわからず笑
アニメは、なんとドラゴンボールがやっていて、ちょっと嬉しくなりました
Gelati Di Chef
シェフのジェラートという意味でしょうか?可愛いですよね
リスボンにあるみたいですが、写真はシントラで見かけたお店です
寒かったので観光中は食べませんでしたが
リスボン空港にもあったのでいただいてみました
ピスタチオ味とコーヒー味
ピスタチオは思ったより風味が控えめでしたが、どちらも美味しかったです
どこの国でもアイスって癒されますね
最後に、スーパーPingo Doceで買った
マルメロジャム を紹介します
恐らくポルトガル産
日本でマルメロジャムはなかなか手に入らず
ネットで調べると、長野県産や岩手県産のジャムが600〜700円(送料別)で売っているようです
ちなみに、商品名のCASA DE MATEUSとは
ポルトガルにある宮殿のようです(訪れてみたかった)
Casa de Mateus - centro de cultura no Norte do País
ジャムの公式ホームページはちょっとわかりませんでしたが
取り扱っているサイトを載せておきます
(しかしマルメロジャムはない泣)
Casa de Mateus Jams — Chaves Market
ジャムは透き通っていて、ジェルのようです
ほんのりマルメロの香り
マルメロは美味しそうな見た目に反して
果肉は固く甘くないので、生で食べるものではなさそうです
果肉ではなく、エキスのジャムって感じですね
トーストしたベーグルにつけて食べてみました(マーガリンも塗ってます)
甘酸っぱくて美味しい
系統的にはアプリコットジャムに似ていますし
カリンとは別物のようですが、カリンに似た味でした
次回は、ポルトガル旅の全体的なまとめです
ポルトガル紀行 ポルトガル代表料理まとめ5選
ポルトガル紀行第17弾は、飲食編
ポルトガルと言えばシーフード
それぞれの観光地でちょこちょこ紹介してきましたが
代表的な料理を今回まとめてご紹介(重複しますがご了承を)
その1 カルディラーダ
ブイヤベースのような
魚介類と野菜(ジャガイモやトマト、タマネギ等)の煮込み料理です
寒い時期だったので、体も心も温まるような家庭料理という感じでした
またこの赤茶色の食器が可愛いですよね
ポルトガルの家庭には必ずあるらしいのですが
バルセロスのマーケットで売っているみたいです
今回は観光しなかったのですが、機会があれば買いたかったです
その2 アロス・デ・マリスコス
シーフードリゾット(食べたのはタコのリゾット)
米はタイ米、タコがものすごく柔らかくてとても美味しかったです
シンプルですが、飽きのこない味でオカワリしたくなります
その3 カルネ・ド・ポルコ・アレンテジャーナ
豚肉とアサリのアレンテージョ風という意味で
豚肉とアサリの炒め物に、コリアンダーを加えて作られているそう
パクチーが苦手な人は微妙かも?
私は平気なのでとても美味しくいただきました
ピクルスの野菜がとても良いアクセント
その4 パステス・デ・バカリャウ
(上の写真の付け合わせにあります)
バカリャウとは干しダラのこと
塩漬けし乾燥させた干しダラを水につけ、柔らかくなったものをジャガイモと混ぜたコロッケです
おつまみにちょうど良いとか
お次はスイーツ
その5 パステイス・デ・ナタ
ポルトガルの名産スイーツといえばエッグタルト
その他シントラで紹介しました
ケイジャータ(チーズケーキ)
トラヴェセイロ(パイ包み)
も、その地では有名
その他、日本のお菓子のルーツ
コンフェイト(金平糖)や、
パン・デ・ローというカステラの原点となるお菓子もあります
飲み物は、定番お土産編でも紹介しました
ポートワイン(甘口のワイン)
ヴィーニョ・ヴェルデ(グリーンワイン)
ジンジャーニャ(さくらんぼリキュール)
以上、ポルトガルの代表的な料理や飲み物まとめでした
次回は、その他個人的な飲食物の紹介です
ポルトガル紀行 現地のスーパー Pingo Doce お土産購入に役立つ
ポルトガル紀行第16弾は、お土産編その2
前回紹介した定番お土産以外で、個人的なオススメです
その1 キリスト教・教会アクセサリー
教会近くにはロザリオやアクセサリーが売っているのですが
価格帯はけっこうお安め
ものによっては物持ちも良かったりするので、旅の記念にぜひ
日本ではなかなか買う機会も少ないと思います
その2 ホテルのアメニティ
人にプレゼントというよりは、自分用向きですが
ホテルによってはけっこう良いブランドや
その国のブランドを扱っている場合があります
トルコの洞窟ホテルに泊まったとき
英国王室御用達のブランド「モルトンブラウン」が置いてあり
日本では扱いのなかったリップクリームもあって重宝しました
写真は、歴史的建物のポサーダに泊まったときにあった
CASTELBEL(キャステルベル)というポルトガルのブランドです
その他に手に入れたポルトガルブランドは
SAUDADE(サウダーデ)
アズレージョをイメージしたデザインだそうでオシャレです
あとは、リスボンのホテルでAroma Activesという
ロンドンのブランドっぽいのもありました(公式的なHPは見つからず・・・)
その3 レロ・イ・イルマオンの洋書
ポルトにある、世界最高の本屋のひとつを訪れたなら
たとえ読めなくても本を買うのもアリかもしれません
知っているタイトルの有名な作品や
ビジュアルが栄えるもの、持ち運びやすい小さな本もありました
また、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラでも
現地でしか買えないお土産はおすすめです
オニキス(黒水晶)は魔除けの石であり、教会のお土産にぴったり
大聖堂の裏手にいくつかお店がありました
次は、ポルトガルのスーパーのご紹介
その4 Pingo Doce(ピンゴドーセ)のオリジナル商品
最後に泊まったリスボンのホテルのすぐ近くにあり、とても便利でした
海外のスーパーでお土産を買う発想はよくするのですが
ヨーロッパの方は色んな国の商品が入り混じっていて、英語以外はよくわからない場合、ポルトガルで買っても「イタリア産だった!」となっては切ないですよね・・・
そこで有り難かったのが、スーパーのオリジナルブランド
商品に「Pingo Doce」のマークが付いていて大変わかりやすい!
定番のワインや缶詰もたくさん
チョコレートやキャンディーなどのばらまきお菓子もたくさん
(しかも美味しかったですよ)
写真のような紅茶のパッケージも可愛いし
日本では珍しそうなジャムや調味料を買うのもいかがでしょうか
しかも全体的に安いので、とりあえず買っとけ〜!ってなります笑
その他、スーパーで買えるお土産におすすめな、ポルトガルブランドを紹介します
その5 ポルトガルビール
有名なのはふたつ「スーパーボック」と「サグレス」です
その6 DELTA(デルタ)コーヒー
O café da sua vida | Delta Cafés
ポルトガルを旅行中、朝食やカフェなどでたくさん見かけました
ポルトガルのコーヒーと言えば、デルタって感じなのでしょうか
写真はリスボン空港内のカフェです
三角形のデルタのマークがついてますね
その7 PALADIN(パラディン)の調味料
舌のロゴでパッケージが可愛いですよね
色んな種類もあって揃えたくなりそう
そして、個人的に大好きなチョコのシリアルも買いました
コンタクトレンズみたいなお椀型のチョコシリアル
モチモチして美味しいんです
日本に売っているサイズとは比べ物になりません
しばらく朝食には困らなそうです笑
次はスペインのブランドになりますが、キッズ向けの雑貨屋さん
その8 ALE-HOP(アレホップ)
旅行中、ポルトガルの主要な都市で何度か見かけました
どこも大きな牛のモニュメントが看板としてあり、目につきます
リスボン空港内(上写真)にもあり、シントラではカフェが併設されていました
商品はポップで可愛いのですが、ティーン向けのものが多い印象です
(クレアーズ的な感じでしょうか)
今のところ、スペインとポルトガルにしかないようなので
ブランドとしてはレアですね
最後に、Pingo Doceで購入した
缶詰(ツナ缶)、パプリカペースト、オリーブペーストを使った料理を紹介します
缶詰のオイルたっぷりなので油はひかず
ツナとキャベツをフライパンで軽く炒めます
そこへパプリカペーストとオリーブペーストを小さじ1程度投入
全体的に味が整ったら、盛り付けてパセリを散らして出来上がり
ツナは日本のツナとさほど変わらない印象
パプリカペーストの味は、スパイスが効いているような味なのですが
決して辛くなく、洋風の味付けにピッタリです
次回は、ポルトガルの代表料理を紹介
ポルトガル紀行 定番お土産12選
ポルトガル紀行第15弾は
定番のお土産
ポルトガルのブランドやお店も紹介します
まずは定番のものから、写真にある
その1 アズレージョ
タイルに描かれた絵画は、ポルトガルの芸術で有名です
お土産としては、タイルそのものや陶器、小物も売っています
青が基調ですが、カラフルなものもあります
観光地それぞれの絵が描いてあったりもするので
その場その場で記念に買うのも良いです
その2 コルク製品
コルク生産世界一のポルトガル
小物入れからバッグ、サンダルなどまで様々
日本では珍しいと思いますし、手触りも軽くなめらかで素敵ですよ
物持ちも良いそうです
その3 フィリグラーナ
手作りの金銀細工のアクセサリーです
細かい刺繍のような洗練されたデザインが素敵です
写真は、泊まった歴史的建物ポサーダで販売していたものですが
定番のデザインから独自のデザインまで、色んなところで売っています
その4 石鹸
ロバ石鹸
ロバのミルクでできた石鹸
あのクレオパトラも愛したという、保湿力の高い石鹸だそうです
クラウスポルト社の石鹸
ポルトガルブランドのパッケージが可愛い石鹸たち
CLAUS PORTO(クラウス ポルト)日本公式オンラインストア
この辺は女子ウケ間違いなしです
その5 Tシャツなど
私も購入した、コインブラ大学のTシャツや、
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブ大聖堂のトレーナーなど
その場でしか手に入らないような公式なものはもちろん
I ♡ PORTUGAL みたいな安価の「ザ・お土産Tシャツ」も面白いかもしれません
(このちょっと廃れた感がまたいいですよね笑)
その他、買わなかったのでちゃんとした写真がなくすみませんが…
その6 バルセロスのガロ(雄鶏)
(上の写真のお店の奥に写ってます)
ガロ(雄鶏)は、バルセロスというポルトガルの街の伝説
昔、銀貨を盗んだ濡れ衣を着せられた巡礼者が
「私が無実ならその雄鶏が鳴くでしょう」
と言い、本当に鳴いて巡礼者を助けたから
幸運のシンボルとされています
その7 恋人たちのハンカチ
ポルトガルでは、バレンタインに刺繍のハンカチを渡す習慣があるそうです
白い布にカラフルな花や文字などの刺繍が入っています
お次は食べ物系の定番お土産
その8 缶詰
イワシやツナ、タラなど、中身もブランドも見た目も様々
安価なものからちょっと高めのオシャレなものまであります
ポルトガル語がわからなくて、中身がわからず買うのもちょっと面白いかも?
こちらのブランドは COMUR
その9 ワイン
ワイン大国ポルトガルでは、色んなところで売っています
ポートワイン
甘口で深いコクのあるポルトガルのワイン
グリーンワイン
フレッシュで飲みやすい微発泡タイプのワイン
その他、今回は訪れませんでしたが
オビトスという観光地の名産品
その10 コンフェイト(金平糖)
写真の袋詰めされているやつですね
日本の金平糖とちょっと粒が違い大きさも少し大きめで、見た目も可愛いです
その11 チョコレート
写真は同じくパステラリア・ブリオーザのお店です
オススメ、有名なブランドは以下ふたつ
Homepage | Arcádia Casa do Chocolate | Online Store
私はアルカディアでポートワイン入りのチョコを買いましたが
激甘でもないし、ふわっとリキュールの香りがして美味しかったです
その12 エッグタルト
ポルトガルのお菓子と言えばこれ!
元祖エッグタルトは、先日紹介したリスボンの
1837年創業で初めて売り出したお店であり、レシピはジェロニモス修道院直伝だとか
ただ、あまり日持ちしないと思うので
エッグタルトは帰国直前に買うのが良いかと思います
その他にも
ローズマニーニョ(ワイルドラベンダーの胡桃入り蜂蜜)や、
塩の花という、ポルトガルの水の都アヴェイロの名産もあります(今回は観光してません)
最後にリスボン空港でまとめて買うのもアリですが
空港内は全体的に高めだったので、街中で買った方がお得かもしれません
次回は、私個人のオススメ土産を紹介します
ポルトガル紀行 リスボンにそびえ立つ ベレンの塔 と 発見のモニュメント
夕刻時のライトアップ写真、これ一枚のみ…笑
というのも、風が強すぎて塔まで近づけませんでした
ロカ岬よりも強かったかもしれません
おまけに潮飛沫が飛んでくるので、再び強風と戦いながらの観光でした
ある意味誰もいないってすごいですよね笑
リスボンのベレン地区にある塔で「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」の構成資産として世界遺産に登録されている。
16世紀に、マヌエル1世によってヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念してつくられた、テージョ川の船の出入りを監視する要塞だった。
建築様式はマヌエル様式。
発見のモニュメント
こちらも同様に強風との戦い笑
高さは52m、正面から見ると十字架の形をしているのです
先頭のエンリケ航海王子に続き、
大陸などを発見した航海者などの、32名の像が並びます
後ろから2番目は、あのザビエルも(跪いて手を合わせている人)
東側
- アフォンソ5世 - 大航海時代の王
- ヴァスコ・ダ・ガマ - インド航路発見者
- アフォンソ・バルダイア - 騎士
- ペドロ・アルヴァレス・カブラル - ブラジル発見者
- フェルディナンド・マゼラン - 初の世界一周達成者
- ニコラウ・コエーリョ - 航海士
- ガスバール・コルテ・レアル - 航海士
- マルティン・アフォンソ・デ・ソーザ - 航海士
- ジョアン・バーロス - 歴史家
- エステバ・デ・ガマ - 大航海時代の船長
- バルトロメウ・ディアス - 初喜望峰到達者
- ディオゴ・カオン - 初コンゴ川到達者
- アントニオ・デ・アブレウ - 発モルッカ諸島到達者
- アフォンソ・デ・アルブケルケ - ポルトガル領インド第2代総督(副王)
- フランシスコ・ザビエル - 日本への宣教師
- クリストバウン・ダ・ガマ - 航海士・騎士
西側
- フェルナンド聖王子- エンリケ航海王子の弟
- ジョアン・ゴン・サルベス - 騎士
- ジル・イアネス - 航海士
- ペロ・デ・アレンケーレ - 航海士
- ペドロ・ヌネス - 15世紀の数学者
- ペロ・デ・エスコバール - 航海士
- ジャコメ・デ・マイオルカ - 天文学者
- ペロ・ダ・ゴビリャン - 冒険家、陸路でインド到達
- ゴメス・イアネス・デ・ズラーラ - 作家
- ヌノ・ゴンサルヴェス - 15世紀の画家
- ルイス・デ・カモンイス - ルネサンス期の詩人
- フエレイ・エンリケ・カルバーリョ - 神学者
- フェルナン・ゴンサロ・デ・カルバーリョ - 神学者
- ドナ・フィリパ・デ・レンカストレ - エンリケ航海王子らの母
- ペドロ・デ・コインブラ - エンリケ航海王子の兄
モニュメント前の石畳には、航海地図のモザイク画が
到達した年が書かれてあり、日本もありますね
晴天の昼間に見たら、また違った感動があったかもしれません
夜は夜でミステリアスで神秘的
今回はとにかく強風だったので、ある意味アトラクションのようで楽しかったです笑
まさにこうされている感じでした笑
最後に、車窓からの景色
エストレラ庭園の近くに立つ
エストレラ大聖堂(外観)
リスボンにはもっともっと観光場所があるので
全部見たかったですが、1週間のポルトガルの旅はここまで
次回は、ポルトガルの定番お土産紹介です
ポルトガル紀行 豪華絢爛ジェロニモス修道院 大航海時代の繁栄を象徴
世界遺産でマヌエル様式の最高傑作
ポルトガルの旅で大きく感動した場所のひとつ
国王マヌエル1世の命により、エンリケ航海王子の功績と
インド洋航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称え
また航海の安全を祈願して建設された、豪華絢爛な修道院です
(大きすぎて写真に収まりません)
壮大な音楽と外観を映した映像がYouTubeにあったので載せておきます
晴れたリスボンの景観も観れるのでご参考に
Mosteiro dos Jeronimos 4K
まずは、マヌエル様式の最高傑作のひとつ
南門
24体の聖人や高位聖職者の像、紋章などの彫刻で覆われ
中央にはエンリケ航海王子の像
頂きにはベツレヘムの聖母の像が掲げられています
また、扉の上の部分には、修道院の名前になった
聖ヒエロニムスの生涯が描かれています
まずは、併設されている
サンタマリア教会
マヌエル1世以後の王家の墓廟で
入り口近くには、ヴァスコ・ダ・ガマの棺(1枚目)と
ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの棺(2枚目)が安置されています
進んで行くと、豪華で壮観な眺め
ポルトガルを巡ってたくさんの教会や聖堂を見て来ましたが
ここが一番感動しました
当時のポルトガルの繁栄を象徴しているようですね
ステンドグラスも素晴らしい
右横に描かれているのは聖母マリアです
祭壇へ向かう途中にパイプオルガンもありました
そしてマリア像とキリスト像
キリストの下には聖ヒエロニムスが描かれています
キリスト教の聖職者・神学者で、聖書をラテン語に翻訳した人です
特徴は、赤いローブとライオン
修道院に入ってきたライオンのトゲを抜いてあげたら懐いてしまい
彼の側にいるようになった…という伝説があり
トゲを抜いているシーンでしょうか
周りの修道士は恐れ慄いていますね
こちらのステンドグラスも、一番上が聖ヒエロニムス
真ん中の赤いローブを着た方がマヌエル1世
その後ろの青い服の男性がヴァスコ・ダ・ガマだそうです
中央祭壇には、ピエタなどキリストの絵画が
しかし意外とシンプルです
祭壇の両側には王家の墓が安置してあり
石棺はそれぞれ大理石の2頭の象が支えています
こちらは婚礼衣装の聖母マリアと聖ヨセフ、抱いているのはキリストでしょう
かなり珍しいのではないでしょうか?初めて見ました
そしてクリスマスシーズン限定で設置されていた、レアなジオラマ
キリスト教の色んなシーンが描かれています
この規模のジオラマは珍しいと、ガイドさんが言ってました
ロバに乗ったマリアのお腹が膨らんでいます
次は、サンタマリア教会を後にし、修道院の方へ
絶景その2
回廊
とても広く、回廊に差し込む光がまた幻想的
正方形の中庭を取り囲んでつくられた回廊は、石灰岩でできた2階建て
柱も天井もマヌエル様式でつくられています
マヌエル様式とは
15世紀後半から16世紀のポルトガルで流行した建築様式。
船や海に関する装飾が施され、地球儀・鎖・ロープ・波・サンゴ・海草・植物などがモチーフとされています。
柱には細かい彫刻が
一つひとつ何のモチーフか考察するのも面白そう
次は、修道士たちが食事を取っていた
食堂
カラフルなアズレージョが素敵です
そして再び、聖ヒエロニムスを描いた絵画が
護るように横たわるライオンがかっこいいですね
それでは2階部分に上がってみましょう
2階はサンタマリア教会の聖歌隊席にも繋がっています
たくさんの肖像画(宗教画)が飾ってありますね
そして大きな十字架に架かるキリストは圧巻
神々しいことこの上なし
そしてキリストの後ろから、教会を見下ろせます
びっしりと彫刻が施された柱の数々が素晴らしい
柱はヤシの木をイメージしているのだとか
スペインのサグラダ・ファミリアにも似ています
最後に、2階から見下ろす回廊の中庭を
写真では伝えきれない感動でした
ぜひ生で体感していただきたい
次回も、首都リスボンの観光地紹介です