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ポルトガル紀行 世界遺産 シントラ宮殿 王様の夏の離宮

ポルトガル紀行第12弾は

シントラ国立宮殿

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写真は中庭のようなところ

二本の煙突が特徴的で、その下は調理場です

シントラ国立宮殿

世界遺産であり、街の中心レプブリカ広場に面しています。

ポルトガル王家の夏の離宮で、かつてイスラム勢力の支配下だったときに建てられた建物を、13世紀にディニス王が居城として整備。

その後14世紀にジョアン1世が増改築を行い、さらにマヌエル1世の時代にも増築がされました。

様々な時代を経た建物は、ムデハル、ゴシック、マヌエル、ルネッサンスなどの建築様式が混ざり合った複合建築となっています。 

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入場料は1人€10〜12くらいだったと思います

外観はわりとシンプルですが、中はとっても豪華

 

まず訪れたのは

白鳥の間

宮廷舞踏会場として使われており

その名の通り天井にたくさんの白鳥が描かれています

27羽いるらしいです!

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次に訪れたのは

カササギの間

天井に可愛い鳥が描かれています

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しかし造られた目的は

この部屋でキスシーンを目撃されたジョアン1世が

「浮気ではなく善意の接吻」であると弁解するために

「おしゃべり」を意味するカササギを描かせたとか…面白いですね

 

その後、王の寝室など、いくつかの部屋をまわり…

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一番素晴らしかった、豪華だったと感じるお部屋へ

紋章の間

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天井部分に描かれているのは、16世紀の王侯貴族の紋章です

側面の壁にはアズレージョ

黄色と青色のコントラストが圧巻です

思わず上を見上げて静止してしまいます

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続いて豪華なシャンデリアのお部屋を通過し

装飾が細く美しい

礼拝堂 

キリスト教だけの造りとはちょっと違う気がしますね

色んな文化が混ざっているような…

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アラブの間

真ん中には噴水のようなものがあります

壁には、スペインのセビーリャでつくられたという

最古のアズレージョがあり、青だけではなく多彩色なのが珍しい

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イスラム教では

生き物を描くことを禁じられているため

壁の模様は植物や星などの自然でした

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次は、あの大きな2本の煙突の下のキッチンへ

広々としていて、昔使われていたと思われる鍋やらが

一体何人分のご馳走を作っていたのでしょうか

水道もありました

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こちらは食堂でしょうか

ものすごく大きなシャンデリアがあり

恵比寿ガーデンプレイスに冬場現れるバカラのシャンデリアのようです

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応接室みたいなところも

色はありませんが、天井の模様も素敵ですね

そして外に出ます

そこにはまたアズレージョ

いい感じに褪せていて風情あります

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最後にお土産屋さんに寄ります

可愛いランプが飾ってあり、素敵でした

石鹸や文房具など、お洒落な商品がたくさんありました

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終わりに、ちょっと面白い絵画をご紹介

裸にエプロンの男性に見えます笑

ポーズも表情もまた茶目っ気を感じます笑

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次回は、首都リスボン