ポルトガル紀行 最果ての地 ロカ岬 と ロイヤルリゾート シントラ
ポルトガル紀行第11弾は
ユーラシア大陸の最果ての地
ロカ岬
ロカ岬は、ユーラシア大陸の最西端に位置します
灯台と少しばかりのショップ
そして、ポルトガルの偉大な詩人カモンイスの
「ここに地終わり、海始まる」
という一節が刻まれた塔が建っています
古代の人々は「ここから先は海だけ」と信じたそうですね
そして実際のところ・・・
突風がものすごいです笑
風が強くて吹き飛ばされそうでした笑
おまけに小雨も降っていて、写真を撮るのが精一杯
皆さん塔の影に隠れてます
大荒れの海原を見たら、ショップに避難!
ショップには定番のお土産と、ワインがかなり置いてありました
そしてショップの下にはカフェが併設されています
カフェのトイレを使うには、ショップやカフェで買い物をして
バーコードが印刷された紙をもらいます
それを入り口の機械にピッとかざすと入れます
買い物をしなくても¢50(セント)払えば入れると聞いていたのですが
カフェの店員さんに「Only for costomer.」と許可してもらえず…
でも飲み物をひとつ買ったら、親切にバーコードを2枚くれました
人数分お会計を別にすると間違いないかと思います
次は、ロイヤルリゾート地
シントラ
リスボン近郊の自然が豊かな街
ロカ岬への観光拠点でもあります
豪壮な城館や華麗な貴族の館が点在する、貴族の夏の避暑地です
この地に住処を持つのがステータスの象徴でもあったとか
今でもポルトガル人にとっては憧れの地だそう
イギリスの有名な詩人であり冒険家のバイロンも訪れ
「この世のエデンの園」と称賛した場所です
シントラの歴史
8世紀にイスラム勢力に支配されたときに建てられたムーア人の城壁があります。
12世紀にはレコンキスタにより、カスティーリャ王国が支配し、キリスト教に戻ります。
そして1143年にポルトガル王国として独立。
イスラムの良さも取り入れ、今もポルトガルの文化として生きています。
ポルトガル人の「懐の深さを感じます」とガイドさんが言ってました。
徒歩で散策できる範囲ということで、街の中心
レプブリカ広場 のあたりのみ
ムーア人の城壁も、有名なペーナ宮殿もレガレイラ宮殿見れてません泣
世界遺産のサイトのギャラリーをご参考ください
1995年に「シントラの文化的景観」の名で世界遺産に登録されました
さて、シントラには発祥の名物お菓子があります
ケイジャータ(Queijada)
ポルトガルのチーズケーキだそう
写真の右側、餃子の皮みたいなものがベースになってます
購入したのはこちらのお店
カーサピリキータ(Casa Piriquita)
黄色い外観のお店で、1862年創業の有名店
テイクアウトもできますが、中はカフェにもなっていて、ほぼ満席状態でした
もうひとつ、有名なお菓子も買いました
トラヴェセイロ(Travesseiro)
下の段のパイ包みみたいなヤツです
「チョコとオリジナルがあるよ」と言われたので、オリジナルをチョイス
中身は オヴォシュ・クリーム と呼ばれる、甘い卵黄のペーストらしいです
ケイジャータもトラヴェセイロも、1個€1くらいだったと思います
包みも可愛らしいですね
味はと言うと
ケイジャータは、チーズケーキではない笑
チーズっぽい味はほとんどせず、シナモン味の、少ししっかりとした生地です
でも、ポルトガルのお菓子にしては、甘さは控えめでした笑
トラヴェセイロは、パイだからかアップルパイを食べているような感覚
中は、シナモンとアップルの味はしない、甘いペーストという感じ
甘いけど、激甘!ほどではなかったです
通りは、高貴な感じより可愛らしさがありました
学生も多かったです
もちろんお土産屋さんも
次回は、夏の離宮 シントラ宮殿へ